病院で処方される漢方薬

女性

特徴について

抑肝散とは漢方製剤の1つで、神経症や不眠症などに用いられます。もともとは小児夜泣きや小児疳症など、小児向けの処方される漢方薬でした。しかし量を調整すれば大人でも問題なく服用できます。最近ではアルツハイマー型認知症に伴う妄想や暴力の抑制にも効果があるとされていて、認知症がある高齢者に対して処方されるケースが増えています。抑肝散は病院で医師が処方することで出してもらえる漢方薬です。精神科や心療内科などで処方されるケースがあり、イライラして怒りっぽいという症状が出ている患者に使われることがあります。また女性の場合、月経前緊張症によって怒りっぽくなるケースがありますが、そのようなときでも抑肝散が処方されることがあります。先述の通りもともと小児に対して処方された漢方薬ではありますが、時によっては小児夜泣きや小児疳症を繰り返す子どもを育てる母親にもこの薬が処方されることがあります。子どものイライラが母親に悪影響を与えるケースが少なくなく、悪循環を予防するためにも親子で抑肝散を服用するケースもあるのです。そして抑肝散は高齢者医療でも注目されていて、認知症の患者にも処方されています。この場合内科の医師などが処方するケースも少なくありません。イライラや怒りっぽい症状に対して処方される抑肝散。初めてこの薬を処方されると、どのように服用して良いか分からない人も少なくありません。基本的には1日2回から3回に分けて服用することになりますが、医師の処方箋に記載されているタイミングで飲むようにします。また抑肝散を含め漢方薬は食間或いは食前に服用することが一般的です。食間とは食後2時間経過した時点をいい、このタイミングならば胃の中の内容物が空になっていると考えられています。漢方薬は空腹時に服用した方が薬の吸収が良くなるため、食間或いは食前に投与することが多いのです。また抑肝散は水或いはぬるま湯で服用するようにしましょう。もし小児に処方された場合、苦みを感じて服用できないケースも多いです。その場合はココアパウダーやアイスクリームなどに混ぜて服用すると良いですが、何と混ぜれば良いかは調剤薬局にいる薬剤師に聞いてみることをおすすめします。もし飲み忘れに気が付いた場合は、気付いた時点で服用するようにします。ただし、次の服用タイミングが近い場合は1回分を飛ばします。間違っても2回分を1度に服用することはやめましょう。何故なら、1度に大量に服用することで副作用が出る可能性があるからです。医師から処方された場合、調剤薬局で薬をもらうことになります。飲み方が分からない場合は、直接薬剤師に聞いてみると良いでしょう。